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マーケティングやテクノロジーなどの話題を中心に、ビジネスをデザインしていくブログ。気になる社会情勢なども睨みつつ、未来志向で思ったことを綴る。


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折込広告は単一のビジネスモデルではない
This photograph is quoted from Flickr.

折込広告の業界には、折込チラシのエリアマーケティングは素晴らしいビジネスモデルだという考え方がある。果たしてそれは本当だろうか?少し思いを馳せてみる。

折込広告のエリアマーケティングとは、「新聞販売店が受け持つ配布エリアを単位として、マーケティング的見地から見込み客を判断し広告投下ができる」というもの。このエリアの単位は、どの広告媒体よりも小さいエリアセグメントであり、見込み客を判断するためのマーケティング情報も、国税調査をはじめ様々なデータをレイヤー管理しながらセグメントできるため、多角的見地で複合的に見ることが可能だ、というのが主張だ。

じゃあ郵便番号単位でマーケティングデータを構築できる郵便局や、現時点で宅配ビジネスというのがあるじゃないか?という意地の悪い話はさておき(笑)、ここで問題となるのは、折込チラシのビジネスは細かい販売店網があって成立するという根拠なのだが、これがよくない。新聞業界の低迷は昨日までのエントリーに書いた通りだが、その低迷に伴って販売店網を統合するという議論もされている。もちろん統合するまでもなく、現状では商売が立ち行かなくなり、閉店してしまう販売店も多数のため、他の販売店エリアに吸収され、結果として自動的にエリアが広がってしまう状況も多々ある。この状況は人口現象や様々な要因もあるため改善はできない。さらに販売店の多くがオーナーの高齢化のため他の新規ビジネスに対応でき難い点や、最近話題にもなった「押し紙」という折込広告業界の収益構造の暗部など。。。そこまで含めて新聞のビジネスモデルが破綻しているといっていい。そもそもが折込広告というのはビジネスモデルではなく、新聞の広告枠「別館」として考えた方がいい。新聞が終わる前に折込広告は終わる。

話は少し変わって、WEBはそこにいながらにして世界中の情報に手が届くMediaであると同時に、情報の性質はどんどんジオメディア化していっている。(ジオメディアとは、株式会社シリウステクノロジーズが中心となって提唱するGeographical+Mediaの造語)世界中の詳細な情報を集めるということは、エリアをミクロ化するということと、突き詰めていけば同義語になる。しかし、アナログなエリア情報が静的な情報(地形や建物、道路や施設など)であるのに対し、WEBでは動的な情報を表現することが可能だ。ここでいう動的な情報とは、例えば静的な建物の情報(スーパーだとすれば、住所・建築構造・駐車場のスペック)などに対して、今現在行われている経済活動の情報(特売商品の名前やその在庫状況、または売り切れ時間予測など)をリアルタイムで表示すること指す。もちろん売り手だけでなく買い手側の今を表現することができる。例えば「西宮の○×町4丁目5番地に住むAさんは、妻1人(主婦)小学生の子供2人で梅田の△□商事が勤務地」という情報に加え、週末の予定や今現在必要としているキャンプ道具などの情報を抽出することが可能だ。エリアマーケティングの観点でしばらく、この方向を勉強してみようと思う。

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